平成23年度 - 宇治市国際交流協会

新会長挨拶

平成２３年度宇治市国際親善協会総会を５月７日（土）に宇治市生涯学習センターにて開催しました。総会では平成２２年度事業報告・決算が承認、平成２３年度事業計画・予算が決定されました。
また平成２３年度２４年度の理事及び監事が承認され、その後の理事会にて理事の中から会長、副会長が選出されました。

この度１０年間会長をしていただきました上林春松さまのご退任により新会長に城島健治氏が就任されました。

就任挨拶

この度の東日本大震災で被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
平成23年5月7日に行われました平成23年度宇治市国際親善協会総会に於いて上林春松様がご勇退され、不肖、城島健治が会長に就任させていただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

前上林会長は5期10年間の長きに亘り会長をお勤めいただき誠にご苦労様でした。平成19年度には親善協会設立20周年記念事業として会員の皆様に設立以来協会より発刊されていますUIFAニュースを「20周年記念DVD」として配布、また「世界の国からこんにちは」と題してミニ講演会を5回開催され多くの市民が参加戴きました。
その間　特に友好都市においては中国　咸陽市・カナダ　カムループス市との間ではスポーツ・教育・文化・経済と数多くの市民相互の交流に力を注いでいただき、多くの両国市民の交流が益々幅広く行われる様に成りました。
もう一つの友好都市でありますスリランカ・ヌワラエリア市とは先方の国内事情により交流が一時途絶えておりますのは残念な事であります。
（平成19年8月にヌワラエリア市副市長・市議会議員計4名の公式訪問団が來宇）
一方　英語・中国語の語学講座の開催や国際交流講演会、又帰国子女に対する日本語講座等多くの事業を開催され大変好評を得ており今後も続けていく事業として定着をされました。
他にも多くの事業を開催され、多くの宇治市民の知るところと成ってきました。
さて、百年に一度起きるかどうか判らない程の今回の東日本大震災による災害や原発による災害に多くの国々から救援の物資や義援金、救援隊、ボランティア活動等が多く寄せられております。
そして世界中の国々が発展していく上で必要とされるエネルギーの確保、又、世界のあちらこちらで起きているテロや民族間の紛争など大変大きな問題が発生しております。
又、近年、IT革命や交通の飛躍的な発展により、それぞれの国の文化・物・人等の交流が大変頻繁に行われる様になり、この宇治市においても多くの市民が外国にビジネスや観光等に行かれ、又、多くの外国の人々が当市を訪れる様になってきました。
宇治市国際親善協会の目的で有ります「市民の国際感覚を涵養し、文化・教育・産業等を通じて市民による外国都市との親善・交流を促進する」事が益々求められていると思っております。
宇治市国際親善協会設立の昭和62年3月から今日まで、多くの先輩諸氏により積み重ねられた実績を基に、市民による国際交流・国際親善・国際的理解に努め、多くの事業を行って行きたいと思っておりますので、会員の皆様のご指導ご鞭撻を賜ります様、お願い申し上げます。

国際交流講演会

去る5月7日（土）に国際交流講演会を「世界に貢献する日本の技術」と題し、エーシック株式会社代表取締役会長の神野勝さんをお迎えして開催しました。
冒頭、海外へは初めの頃は年に１～２回、奥様と一緒にお出かけになられていたのが、最近では奥様がご友人と一緒に海外にお出かけになられるようになり、神野様ご自身はお留守番のときも・・・というエピソードから始まりました。
講演では、お仕事を通して感じてこられた世界から見た日本の技術力の高さを、自らのご経験を踏まえてお話しいただいたほか、仕事・プライベートを合わせてこれまでに50カ国以上を歴訪されてきた体験から、カナダ・ナイアガラの大自然の素晴らしさや、イタリア・ベネツィアでの薄暮の中での街中での合唱の輪の広がり、ウズベキスタンの子どものモラルの高さなど、数々の楽しいお話をご披露いただきました。
ご参加いただいたのは、ゴールデンウィーク中ということもあってか、講演会は会員・一般の方々を合わせ約50人でしたが、予定の時間が過ぎるのも忘れてしまうほどの盛況でした。